看護師転職ジョブメドレー

・履歴書と職務経歴書の違い

  履歴書と職務経歴書は、その役割が異なります。履歴書は採用担当が応募者のプロフィールを確認する書類で、職務経歴書は具体的な業務経験と仕事で即戦力となるスキルを確認する書類なのです。未だ良く勘違いしている人も多いので、改めて整理します。

 履歴書の主な特徴としては、略歴を定型フォーマット1枚に埋め込むものがほとんどです。

 ですから、求人雑誌の後ろに付いていたり、ネットからダウンロードできたりもします。

  職務経歴書の主な特徴としては、具体的に何ができるのかをA4サイズ用紙にして1-2枚にして書くと言うものです。

 細かい業務経験や、採用後に仕事で即戦力となる知識・スキルなどが書かれます。とりわけ、看護ステーションですと、1人で限られた医療器具などを持って、自宅療養する患者に対応するわけですから、何が出来るか?と言うのは、極めて重要なポイントです。


・どんな事が中心にチェックされるの?

 看護師・准看護師・保健師・助産師等看護職の求人は、人手が圧倒的に足りないので他の職種と比して採用され易いです。が、条件が恵まれている求人ですと採用基準のハードル・競争率が高いので、丁寧に書いて下さい。

  パソコンよりも手書きです。パソコンは若い世代の誰もが持つゆえ履歴書もコレで、と言うのは良くないです。パソコンが普及する以前の手書きの履歴書が好まれます。

 文字は丁寧に書いて下さい。文字の綺麗さよりも、文字の書き方が見られます。

 ここでオススメテクニックですが、うすーく鉛筆で下書きをした後ボールペン・極細マーカー・万年筆で清書する、ってやり方も。

 日付は、履歴書を書いた日付は書かないんです。提出する日付です。ここは、けっこう誤解されている点です。

 写真は、ジャケットで、髪が見苦しく顔にかかるのはよくありません。

 免許・資格欄には、看護師免許・准看護師免許・保健師免許・助産師免許について取得の年月を見直して書きます。

 他の資格は?話題になるケースもあるので、書いておきます。とりわけ、訪問看護をやっている病院や看護ステーションですと、普通免許は必須です。

志望動機

 志望動機の欄は、履歴書の中でも特に重要な項目ですので、しっかりと書きましょう。

 志望動機は、診療内容が魅力的だとか、今までやった経験が無いからやってみたい、経験を生かせるなどを、具体的肯定的に書くんです。間違っても家から近い・給与が高い等、条件面を書くのはNGです。

 もし、書き方の検討がつかないならば、ネットから職種パターン別志望動機例をうまーく加工して書きましょう。そのまま写すのはNGです。

 応募先の呼び方は、病院・クリニックは「貴院」です。介護施設・看護ステーションなら、「貴社」です。

 退職理由って難しいですよね?職場の退職理由が、人間関係や待遇等への愚痴になったら、悪印象です。出来る限り、ネットからの文言なんか参照に前向きな言葉を書きましょう。

 例え、人間関係が最悪だ・シフトで夜勤をたくさん入れられるなど、辞めるに至った実情があったとしても、本音は書いてはいけません。 面接でも、質問される可能性が相当に高いので、口頭でも不自然にならずに答えられるようにしておきたいですね。


・看護師の職務経歴書のNG例

 内科病棟勤務でした。←具体的な看護業務は?

 夜勤もこなしました。←どの程度の忙しさや、業務内容だったの?担当患者数・看護師の人数は?

 手術室勤務でした。←どんな手術?長さは?オンコール対応の有無は?


・看護師の職務経歴書の書き方例

 
 

循環器外科病棟での看護業務全般(3交代勤務でチームナーシング制)

・循環器外科病棟の手術・心臓カテーテル検査の前後のケア

・静脈内・筋肉内・皮下注射、採血、清拭、入浴介助、食事介助、排泄介助

・バイタル測定、吸引、医師による術後の術後創のケアの介助、医師の指示受け、循環器のモニター管理、急変時の対応、死後の処置施行

・循環器外科約40床(病院全体約300床)看護師15名


 

小児科 病棟での看護業務全般(3交代勤務でチームナーシング制)

・小児科 病棟の手術・心臓カテーテル検査の前後のケア

・静脈内・筋肉内・皮下注射、採血、清拭、入浴介助、食事介助、排泄介助

・バイタル測定、吸引、医師による術後の術後創のケアの介助、医師の指示受け、循環器のモニター管理、急変時の対応、死後の処置施行

・手術・処置前後のプレパレーション

・院内学級に患者が出席する際の介助

・インフォームド・アセントを含む家族に対するケア

・NICU、GCU、PICUへのヘルプや、他科のコンサルテーション受診

・小児科約25床(病院全体約250床)看護師12名


・まとめ

 履歴書と職務経歴書は、違います。ただ単に、経験を書き連ねていくのではなく、具体的にどのような看護が出来るのか?採用側に伝わるように、書いて下さい。
 
 そうすれば、もし採用側が求める経験に近ければ、採用につながり易いでしょう。

 

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